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前年度の研修詳細
● 概要
研修名 公債権徴収事務担当職員研修
目標 公債権の徴収事務を遂行するために必要な基礎的知識を習得し、実務能力の向上を図る。
計画人員 30人
受講者数 25人
対象者 公債権の徴収事務の担当職員で、実務経験が浅い者
実施期間 2日間
第1日程:平成28年6月13日〜平成28年6月14日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 平成28年4月28日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 公債権徴収事務 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
公債権徴収事務 講義・演習 13:30 16:30
2日目 公債権徴収事務 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
公債権徴収事務 講義・演習 13:30 16:30
閉講式 16:40 16:50
● 科目詳細
公債権徴収事務
滞納整理学会 代表運営委員 三島 充 氏
 
【1日目午前】
・滞納整理の基本
・市町村税・公課徴収の法制度(滞納処分手続き)の解説
 (地方税法、地方自治法、国税徴収法、国民健康保険法等)
・滞納整理、催告、納税折衝、消滅時効、差押え、財産調査、捜索、公売(取立)、配当手続
  の解説
・情報交換
 
【1日目午後】
・交付要求と参加差押えの解説
・納税の猶予制度の解説
 (徴収猶予・換価の猶予・滞納処分の停止・担保の徴取・延滞金)
・不納欠損
 
【2日目午前】
・相続による納税(付)義務の承継の解説
 (死亡者課税、共有者に対する課税の問題点)
・クレーム対応(講義・演習)
 
【2日目午後】
・事例研究(高額・困難事案)
 (研修参加者が持ち寄った高額・困難事案について、グループ編成をして討議・情報交換を
  行い、講師が助言し解決方法を探る。)
・事例研究講評、質疑
● 総括
受講者の主な感想(受講者数:25名)
・日常業務で困難、疑問の点について、解決の糸口が見つけられてよかった。
・困難な案件やクレーム等への対処法を実践的に学ぶことができました。
・分納の考え方や自営業者への対応説明が丁寧で非常に参考になった。
・厳しさの中に優しさがあり、折衝の基本として自らの業務に活用させていただきたいと考えています。
・知らない知識や今やっている業務に厚みを持たせる良い研修だった。

【講師からのアドバイス】
受講者の方で、徴収(回収)経験の短い方は、研修の内容が十分に理解できない、あるいは事例研究が難しく、研究の討議に参加できず、不完全燃焼感を抱かれた方もおいでではないかと思います。しかし、これから徴収(回収)の実務を日々重ねることによって、知識も深まり、経験を重ねることによって、不完全燃焼感は、徐々に解消されるのではないかと思います。また、経験年数が1年以上の方は、これからの徴収(回収)事務において、何をなすべきか、ターゲットが見えてきた方、どうすればより効率的、効果的に滞納を解消できるか、研修や仲間の皆様との討議・情報交換を通してヒントを得られた方もおられたのではないかと思います。今回の研修を契機として、参加者の皆様がより一層ご活躍されますことを期待しております。
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