大津市歴史博物館 館長 樋爪 修 氏
大津市歴史博物館館長である樋爪氏から、改めて滋賀(近江)の歴史を学ぶことで、郷土の良さを再発見するとともに、係長級職員(1部)研修でJST基本コースを指導する際の引き出しを増やします。
プロフィール
昭和27年 京都市生まれ
昭和50年 立命館大学卒業後、立命館大学大学院文学研究科入学
昭和52年 同大学院修士課程修了
昭和55年 大津市正職員として雇用される(大津市史編さん室配属)
平成2年 大津市歴史博物館に学芸員として勤務
平成23年 大津市歴史博物館館長に就任
平成25年 3月に定年退職、4月から嘱託として歴史博物館長
現在に至る
日本近世史・近現代史。特に近世都市の発達や近世の街道と旅の歴史、松尾芭蕉の事績、戦国時代、明治時代の大津事件の研究、第2次世界大戦期の大津の歴史などを主に研究している。
(共著)
『京都の大路小路(おうじこうじ)正・続』、講談社、1994年〜1995年
『近江東海道』、サンライズ出版、1996年
(主な論文)
「京津間の車石(くるまいし)敷設工事」
『大津市歴史博物館研究紀要』第1号、1993年
「津田三蔵書簡について」、『大津市歴史博物館研究紀要』第11号、2004年
「幕末期京津間の物資流通」、『日本史研究』603号、2012年
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