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研修詳細
事務ミス防止研修についての詳細です。
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● 概要
研修名 事務ミス防止研修
目標 事務ミスの発生要因を理解し、個人又は組織として事務ミスを防止するための効果的な対策や仕組みを学ぶ。
計画人員 30人
受講者数 72人
対象者 受講を希望する職員
実施期間 2日間
第1日程:令和6年11月18日〜令和6年11月19日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 令和6年10月18日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 事務ミス防止研修 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
事務ミス防止研修 講義・演習 13:30 16:30
2日目 事務ミス防止研修 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
事務ミス防止研修 講義・演習 13:30 16:30
● 科目詳細
事務ミス防止研修
1.オリエンテーション
  研修の目的、概要、進め方を確認
  課題の認識

2.ミスの種類と要因
  ミスの事例共有
  ミスが起きやすい人間の脳の仕組み
  なぜ「ヒューマンエラー」が注目されるのか?

3.共通する原因と対応策
  熱中症事故の原因を探る
  M-SHELLモデルによる原因特定
  USBメモリの紛失事例をM-SHELLモデルで分析
  ミスが起きない仕組み作りの重要性

4.個人のミス対策
  メモを取ることの科学的根拠
  フェイズ理論にもとづくミス対策
  指差呼称で注意を向ける
  作業の自動化でミスを減らす
  整理整頓とミスの関係

5.ダブルチェックの科学
  安易にミスをチェックする人数を増やしてはいけない
  誤字脱字等のミスチェック法
  結局、何人でミスをチェックすればいいのか?

6.組織のミス対策
  部下のミスをきつく叱るのが正解か?
  心理的安全性を確保する
  ヒヤリハット報告を求める


7.ミス対策立案の実践演習
   ミス対策の立案

8.研修のまとめ
株式会社アイシーエル 中村 一也 氏
● 総括
講師からのメッセージ
2日間の事務ミス防止研修、誠におつかれさまでした。そして、どうもありがとうございました。

研修の冒頭でも伝えましたが、ミスに関する科学的に正しい知識は、受け入れるのに少し勇気が必要です。
なぜなら、これまで正しいと思ってきたことを否定する側面があるからです。
最も重要なことは、「ミスが絶対に起きない仕組み」を作ることであり、その積み重ねによって組織が強くなっていきます。ぜひ、普段の仕事においても、ミスが起きない仕組みづくりを行ってください。
仕組みを作るためには、やはり工夫が必要です。一朝一夕にはいきませんが、あきらめずに改善を行っていってください。

また、2日間の研修では話せなかった事項もありますので、ぜひお配りしたテキストもお読みいただけると幸いです。
このたびの研修が、少しでも皆様のお役に立てることを願っております。