トップページ > 前年度の研修一覧 > 研修詳細
前年度の研修詳細
● 概要
研修名 第1回OJT指導者研究会
目標 OJT研修指導に有用な知識を学ぶとともに、指導者相互の経験や交流を通じて、効果的な指導方法を研究する。
計画人員 20人
受講者数 11人
対象者 OJT研修指導者資格を有しており、現在、研修の講師として活躍している職員及び今後研修の講師として活躍が期待される職員
実施期間 0.5日間
第1日程:令和6年1月23日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 令和6年1月16日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 若手職員の指導法 講義・演習 13:30 16:00
『新OJT研修』の指導にむけて 討議 16:00 17:00
● 科目詳細
若手職員の指導法
 若手職員(Z世代)の指導をする上では、若手職員の仕事に対する価値観を理解しなければいけない。相手の価値観を無視した指導では、深い信頼関係を築くことはできず、指導の目的である育成にはつながらないばかりか、ハラスメントになる可能性がある。
 本研究会では、若手世代が育ってきた社会・環境について振り返り、自分たちの価値観とは違う価値観をはぐくんできたことに気付く。そしてこれからの指導は、若手職員に限らず、相手の価値観を尊重して行わなければいけないことを理解する。

1 Z世代の特徴
2 効果的な指導
3 無意識の偏見
4 職場の変革
5 まとめ
株式会社アイシーエル 大谷邦郎
『新OJT研修』の指導にむけて
係長級職員(2部)研修でのOJT研修の事前打合会を実施します。
OJT指導者研究会幹事
● 総括
講師からのコメント
株式会社アイシーエル 大谷邦郎 氏

上司と部下が分かり合えない背景には、いくつかの要因がありますが、大きな要因は上司と部下の年代差による世代間ギャップです。年代によって過ごしてきた時代背景等が違うため、どうしても価値観に差異が出てしまいます。つまり世代間ギャップ=価値観ギャップといえるかもしれません。特にZ世代と呼ばれる世代はこれまでとは違う価値観が生まれています。このことを様々な事例を用いてご理解いただきました。そして、この価値観ギャップを埋めるにはコミュニケーションしかありません。受講者の皆様もおっしゃておられましたが、いかにコミュニケーションをとるかが重要です。その方法の一つとして1on1ミーティングを紹介し体験していただきました。まずは部下の価値観について深く傾聴するところからはじめていただき、コミュニケーションを取りやすい職場環境作りを進めていかれることを期待します。
研修一覧に戻る