滋賀県市町村職員研修センター

前年度の研修詳細

● 概要

研修名	契約事務担当職員研修
目標	契約事務を遂行するために必要な基礎的知識を習得し、実務能力の向上を図る。
計画人員	30人
受講者数	24人
対象者	契約事務に携わり、実務経験が浅い職員
実施期間	2日間第1日程：令和3年6月29日～令和3年6月30日
研修会場	滋賀県立県民交流センター（大津市）
センター締切日	令和3年5月28日

● スケジュール

日	科目名	方法	開始時間	終了時間
1日目	契約事務担当職員研修	講義・演習	9:30	12:30
	昼食・休憩		12:30	13:30
	契約事務担当職員研修	講義・演習	13:30	16:30
2日目	契約事務担当職員研修	講義・演習	9:30	12:30
	昼食・休憩		12:30	13:30
	契約事務担当職員研修	講義・演習	13:30	16:30

● 科目詳細

契約事務担当職員研修

契約事務の透明性・公平性の確保のために必要となる法制度や基礎知識を習得する。
　①地方財務会計と契約
　②契約制度を理解しておくことの必要性
　③自治体契約制度の全体像
　④自治体契約事務の基本原則
　⑤予算執行と契約事務
　⑥委託契約等の実務
　⑦リース契約の実務
　⑧工事契約の実務
　⑨契約制度の課題と対応

● 総括

総括

【講師「樋口先生」からのアドバイス】
自治体の研修に関わって、全体的に財務会計に関する基礎知識が弱いと感ずることがあります。私の実務経験からも、自治体職員として必要な基礎的知識には三つの柱
があると思います。
①政策法務 ②財会計③IT知識(Word・Excel・PowerPoint)ですが、この知識を入植後、早い時期に身に付けることが、公務員としての強みになると思います細かい実務は、経験から学ぶことが重要ですが、まずは、大きな体系と考え方を把握することに心がけてください。また、どんな業務でも、常に自分の目で確認し、仕事の法的根拠を意識するとともに、目的や効果を考えることを実行してください。
さらに、実務において、重大なミスが発生しないこと、不正事件が発生しないよう業務プロセスを点検することも重要です。人生は自分自身のものです。自分のために、しっかりと基礎知識を身につけ、業務に取り組むことが、全体の奉仕者としての成果につながると考えます。
　皆様のご活躍を期待しております。