昨年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、4〜9月に計画していました全ての研修事業を中止し、新任職員(後期)研修の「半年を振り返って」をはじめ、実施いたしませんでした。しかし、今年度の事業を計画するにあたり、ウィズコロナの中においてより有効な研修事業を実施することが求められ、内部講師による指導をお願いすることになりました。
感染症の拡大はまだ予断を許さない状況が続いていますが、ワークショップ型ですすめる「半年を振り返って」のプログラムについては、昨年12月に幹事さんにお集まりいただき、感染予防対策を講じた場合の問題点や進め方等について協議を行っていただきました。
・アウトプット及び目的・着地点から考え直す必要があるか
・対象者数は何人までが適正か
・座席の指定やソーシャルディスタンスの確保
・模造紙・広報誌の回し読みは安全か
・発表の仕方とその工夫
・宣言カードの扱い方
等々、現プログラムの問題点を色々な視点から抽出していただきました。
そして、進め方の基本として、
・アウトプット及び目的・着地点は変更せず、進め方を工夫して安全に実施する。
・収容者数は、島型の場合、現在の各班36名から最大4グループの24名とする。
・グルーピングは行わず、事務局が市町や男女等に配慮した座席を指定してスタート。
・机の配置は1Gに4本の使用で着席させる(120cm以上のソーシャルディスタンスを確保)。
・パワーポイントは指示が的確に出せるので、引き続き補助的に使用する。
等々、進め方の工夫を重ねてご検討いただきました。
今回の研究会では、R3年度用のプログラムについて、幹事からたたき台として提案していただきます。安全にそしてスムーズな運営ができるようプログラムを確認しあいます。コロナ対策をしたワークショップの体験をして、課題把握や対応策の検討をすることにより、今秋の研修指導へと繋げていただきます。
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