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前年度の研修詳細
● 概要
研修名 係長級職員(2部)研修
目標 政策を決定・実現させる能力をさらに高めるとともに、職場の活性化を図り、部下を指導・育成するため、管理・監督者の役割である職場研修を積極的に推進するための能力を養う。
計画人員 200人
受講者数 154人
対象者 係長級職員で、原則として昇任後3年を経過した職員
実施期間 2日間
第1日程:令和5年1月31日、令和5年2月6日
第2日程:令和5年2月1日、令和5年2月7日
第3日程:令和5年2月2日、令和5年2月8日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 令和4年12月14日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 政策形成概論 講義  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
メンタルヘルス(ラインケア) 講義・演習 13:30 16:30
2日目 OJT研修 講義・討議・演習  9:30 12:20
昼食・休憩 12:20 13:20
OJT研修 講義・討議・演習 13:20 16:30
● 科目詳細
政策形成概論
行政環境の変化を的確に把握し、これに即応する適切な政策を決定、実現させるための能力を養う。

■令和5年1月31日(火)
【講師】龍谷大学副学長・政策学部教授 深尾 昌峰 氏

【内容】
 (1)住民に必要な政策とは何か
 (2)構造変化と政策形成プロセス
 (3)自治をマネジメントするということ
 (4)社会的投資と自治

【講師プロフィール】
熊本県出身。滋賀大学大学院修了。1998年きょうとNPOセンター設立と同時に事務局長に就任。2001年には日本で初めてのNPO法人放送局「京都コミュニティ放送」を立ち上げに参画し、現在は副理事長を務めている。また2003年から2007年までは京都市市民活動総合センターの初代センター長をつとめた。また、2009年からは、公益財団法人京都地域創造基金の理事長に就任し、市民による公益創造のインフラづくりを展開。2010年4月から龍谷大学法学部准教授に就任、2011年から政策学部へ移籍したのち2018年4月から現職の同学部教授を務め、現在副学長。その他にも京都大学大学院公共政策研究科非常勤講師、公益法人協会評議員、経済財政諮問会議専門調査会「選択する未来委員会」委員などを歴任。

■令和5年2月1日(水)
【講師】 同志社大学政策学部教授 風間 規男 氏

【内容】
 1.変化の時代を生き抜くために
 2.政策の過程と政策の構造
 3.政策実現のための戦略
 
【講師プロフィール】
東京都文京区生まれ。1986年早稲田大学政治経済学部卒
2004年早稲田大学大学院政治学研究科にて博士号取得
1990年11月から93年3月まで川崎市市民オンブズマン事務局専門調査員
1993年4月近畿大学法学部専任講師 96年4月助教授 2003年4月教授
2004年4月同志社大学政策学部教授(現在に至る)
2005年4月から8年3月まで、京都府政策研究支援室長

【研究テーマ】
 ・政策形成のあり方 − 合理的かつ民主的な政策形成プロセス
 ・ガバナンスのあり方 − イノベーションとダイバーシティの関係
 ・ネットワークのあり方 − 持続可能な官民の関係性

■令和5年2月2日(木)
【講師】 日本福祉大学社会福祉学部教授・行政専修長 田中 優 氏

【内容】
・協働型社会における政策形成のあり方
・政策決定・実現のための理論とポイント−一つのRと三つのIなど−
 
【講師プロフィール】
 1971年大阪府高石市生まれ。神戸大学大学院教育学研究科を修了後、兵庫県に入庁。その後、同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程を経て、2008年から大阪国際大学現代社会学部専任講師、2011年に同学部准教授、2017年にはグローバルビジネス学部教授、同大学地域協働センターのアドバイザーを務めた。2020年には現職の日本福祉大学社会福祉学部教授に、2021年からは同学部行政専修長を務めている。専門は地方自治論、自治体公共政策(ガバナンス能力の育成)。主な著書に、『ローカル・ガバメント論-地方行政のルネサンス』(真山達志編著、ミネルヴァ書房、2012年)や『政策実施の理論と実像』(真山達志編著、ミネルヴァ書房、2016年)、『学生・教職員・自治体職員・地域住民のための地域連携PBLの実践(ナカニシヤ出版、2018年)』などがある。
 
【研究テーマ】
・自治体職員における政策形成能力の育成
・地域連携PBL(Problem or Project Based Learning)による学生・地域住民等の変容
・「参画・協働型」職員及び地域人材の育成にかかる研修プログラム、ガバナンス能力の育成
・方法論
・ローカル・ガバナンスを具現化する協働型のまちづくり など
メンタルヘルス(ラインケア)
メンタルヘルスの基礎知識を理解し、周囲の人のメンタル不調サインの発見方法等、予防のための対策を学ぶ。

【講師】臨床心理士 高橋 啓子 氏

【内容】
1.メンタルヘルス対策の必要性
2.メンタルヘルスの基礎知識(現状と対策)
3.メンタルヘルス対策への取り組み
・リスクを低減する組織づくり
・管理者の役割
・休業から職場復帰までの支援
4.ラインケアに活かせるスキルとポイント
5.管理・監督者自身のセルフケア
OJT研修
管理・監督者として必要とされる、職場における部下 指導の重要性について認識し実践するために、(一財)公務人材開発協会方式OJT研修によりその手法を学ぶ。
 各市町等職員(内部講師)
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