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前年度の研修詳細
● 概要
研修名 政策形成能力向上研修(業務に活かすマーケティング思考法)
目標 自らの業務について「誰に」「何を」「どのように」の観点から再考し、実践していくためのマーケティング思考を身につけ、マーケティングを活用した施策立案・事業実施につなげる。
計画人員 30人
受講者数 17人
対象者 受講を希望する職員
実施期間 2日間
第1日程:令和4年8月9日、令和4年8月10日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 令和4年7月8日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 業務に活かすマーケティング思考法 講義  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
業務に活かすマーケティング思考法 講義 13:30 16:30
2日目 業務に活かすマーケティング思考法 講義  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
業務に活かすマーケティング思考法 講義 13:30 16:30
● 科目詳細
業務に活かすマーケティング思考法
<1日目>
 カリキュラム:
  1.地方中小企業の事業成長ケース
    地方の中小企業が直面した困難を超えて成長を遂げたケースを紹介
  2.ブランドとは何か・どう形成するか
    難しく語られる「ブランド」について、成り立ち・構成・設計法を説明
  3.消費者顧客との結びつきをどう深めるか
    一回限りではない顧客との結びつきはどう作ればよいか、手法を説明
  4.基本方針をどのように定めるか
    いくつかのマーケティングの「フレームワーク」について説明

 講師:九州産業大学 商学部 教授 岩永 洋平 氏
 経歴:長崎市生まれ。シンクタンクなどを経て、広告会社のADKに参画。
    大手企業の他、地方の中小企業、公共団体などのブランド戦略、
    コミュニケーション開発、事業計画策定、R&Dを担務する。研究
    では地域商品のマーケティング、サプライチェーン、地域間連携
    などが専門。2020年4月より九州産業大学商学部教員。
 著書:「地域活性マーケティング 」(ちくま新書)


<2日目>
 カリキュラム:
  1.
オリエンテーション〜なぜ地方自治にマーケティング思考が求められるのか〜
    ・アイスブレーク
    ・マーケティングの定義
    ・自治体マーケティングが叫ばれる背景と課題
     (シティープロモーションの目的は?)
  2.自治体に求められる人材獲得マーケティング思考法
    ・新たな人口政策とその背景
    ・関係人口の既往研究レビュー
    ・関係人口の定義
    ・関係人口の類型
  3.事例研究1(福島県西会津町一般社団法人Bootの取り組み)
    ・「未来ある過疎」をキーコンセプトとしたランドスケープデザイン
     (2020年度地域再生大賞のまちづくり活動)
    ・地域おこし協力隊制度を活用したアントレプレナーシップ戦略
  4.事例研究2(奈良県斑鳩町ー地域DMOを中心とした観光まちづくり) 
    ・地域DMOの役割と課題
    ・地域内関係人口と交流人口との価値共創マーケティング
  5.グループワーク(県内市町村を事例に関係人口獲得に向けた戦略を構築する)
    ・当該地域のSWOTクロス分析と戦略課題の設定
    ・想定した戦略課題に対し、具体的に何をどのように取り組んでいくのかを
     5W1Hの観点でまとめる
  6.発表&まとめ

 講師:明星大学 経営学部 特任教授 田原 洋樹 氏
 経歴:
奈良県生駒市出身。大学を卒業したのち上京、大手旅行会社JTBで15年間に
    渡り、法人ソリューション営業を担当する。2005年には当時の史上最年少営
    業マネージャーとして活躍した。2011年に株式会社オフィスたはらを設立、
    代表取締役として、各自治体主催のセミナーや講演活動を行う。2017年4月〜
    現在、明星大学経営学部・特任教授として、地域ブランド開発や観光振興な
    ど、産学官の連携をテーマに講義を行っている。ジャーナリスト田原総一朗
    は伯父(おじ)にあたる。
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