政策法務概論 |
関西学院大学大学院司法研究科 教授 曽和 俊文 氏
地域の課題解決や住民のニーズを踏まえた政策を実現するために必要となる法令解釈能力、条例制定能力の考え方を学ぶ
1.政策法務とは何か、最近になってなぜ強調されてきているのか、を学ぶ
1)自治体行政の基本は、法律・条例に基づく行政である
2)政策法務が強調されてきた背景事情
・地方分権の推進
・現実と法制度のギャップを埋める工夫……現場の課題に応える
・住民参加の進展と政策法務
2.政策法務の具体例を先進自治体に学ぶ
〜地域のどのような課題を解決するために、どのような検討をしてきたのか
・京都市が最近制定した政策的な条例を紹介、検討する
3.条例制定をめぐる法律問題の概略を学ぶ
1)法律と条例の関係(1)一般的基準
・徳島公安条例事件最高裁判決
2)法律と条例の関係(2)具体的分析
・パチンコ店建築等規制条例の場合
〜適法とされた例と違法とされた例の比較検討を通じて、法律と条例の関係
について、具体的に学ぶ〜
3)条例の実効性確保の諸手段
・刑罰と過料
・司法的執行
・制裁的公表、その他の手段
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メンタルタフネス |
株式会社 ウィズネス 教育コンサルタント 今中 美栄 氏
1.ビジネスパーソンとして活躍するための「心と体の健康づくり」
・活き活きと社会で活躍するためのストレスマネジメント
・心と体のバランスをとるためには
・日常生活の中での「できる」を探そう!
2.知っていますか?職場とあなた自身のメンタルヘルス
・メンタルヘルスとマネジメント
・心のタイプってあるのかな?
・知らないところで、溜まっているかもしれないストレス
・セルフケアとラインケアの必要性と進め方
・メンタルタフネスになろう!
3.組織管理とコミュニケーション能力
・言葉の持つ力と言葉以外の力を感じてみよう
・5つの感情と行動理論
・人を動かす「心に響くコミュニケーション能力」とは
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公務員倫理(JKET) |
内部講師(県内市町職員)
より住民に信頼される職員となるよう、改めて公務員としての倫理観を醸成する。また、倫理観の高い職場風土の形成に率先して取り組めるようにする。
第1章 倫理とは
・公務員倫理を考えるに当たって
・あなたはどう行動しますか
第2章 公務員に求められる倫理
・公務員に寄せられる批判
・公務員の意識
・公務員に求められる倫理
・とるべき態度
・できないのは何故か
第3章 公務員に求められる規律
・服務規程では
・なぜ不祥事を起こすのか
・事例研究
・なぜ誘惑に負けるのか
第4章 実際の場面で
・ロールプレイ
第5章 望ましい職場風土の形成
・部下の告発
・高め合う規律、原点に立ち返って
・実践の決意
※JKET・・・人事院討議式研修「公務員倫理を考える」
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コミュニケーション |
株式会社 話し方教育センター 講師 橋本 武 氏
1.自治体職員に求められる調整・交渉能力
・人間関係調整能力を高めることの意義
・自治体職員に必要な交渉力とは
・交渉の成否と心理変化への対応
2.調整・交渉における表現法
・聞き手を考えて話す
・表現の2大作用を活用する
・感じのよい表現とその実効
3.効果を上げる傾聴技法
・聞くことの効果
・聞き方の具体的スキル
4.相手の納得を引き出す技法
・理解につなげる説明の仕方
・納得を引き出す説得の条件
5.調整・交渉の準備と関係者への配慮
・準備の心構え
・基本準備の仕方
・関係者へのアプローチ
6.さらに対人能力を高めるために
・まとめ
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コーチング |
株式会社 KOC 講師 柴田 典子 氏
1.コーチングとは
・組織力強化は信頼関係から
・違いを認めること
2.コーチングの基本
・コーチングの原則と構造
・コーチングの目的と効果
・指示型マネジメントとコーチ型マネジメント
3.より良い関係をつくるためのストローク
・誰もが「認められたい」と思っている
・ストロークとディスカウント
・ストロークはエネルギーを引き出す
4.効果的なコーチングスキル
・質問のスキル
・質問4つの領域
・具体化と要約の質問
・言語と非言語のコミュニケーション
・ダブルメッセージ
・質問の実践
5.コーチング実践
・コーチングの観察
・コーチング実践
・問題解決フレームを活用したコーチング事例
6.まとめ
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キャリアデザイン |
株式会社 インソース 講師 澤田 和美 氏
1.キャリアとは
・キャリアの定義(3つの意味)
・節目を知り、節目で考える
2.自己を理解する 〜自己理解の方法
・自分にとって「よきお手本」を分析する(理想の上司を思い出す)
3.自治体を取り巻く環境変化
・求められる職員像とは
・地方分権・地域主権の流れ
4.各世代の多様なキャリア観を知る
・20代後半 〜まだ見ぬ30代以降の世界に備える
・30代前半 〜仕事や家庭でも求められる役割(資金計画が必要になる)
・30代後半 〜これまでの経験や培った能力・スキルを活かす
・40代、50代 〜次世代に意味のあるものを積極的に生み出せるか
・60代 〜やりがいを持って生きていけるように準備しておくこと
5.これからを考える
・充実した人生をおくるために「未来像」を考える
・そのために今から何をしておくべきかを洗い出す
6.明日から働くための目標設定
・3ヶ月後に達成すべき「目標」を1つ設定
・いきなり100ではなく、1つずつステップアップする姿をイメージ
・今日から開始する「アクションプラン」作成
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