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前年度の研修詳細
● 概要
研修名 私債権等徴収事務担当職員研修
目標 私債権等の徴収事務を遂行するために必要な基礎的知識を習得し、実務能力の向上を図る。
計画人員 30人
受講者数 30人
対象者 私債権等の徴収事務の担当職員で、実務経験が浅い者
実施期間 2日間
第1日程:平成28年6月15日〜平成28年6月16日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 平成28年4月28日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 私債権等徴収事務 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
私債権等徴収事務 講義・演習 13:30 16:30
2日目 私債権等徴収事務 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
私債権等徴収事務 講義・演習 13:30 16:30
閉講式 16:40 16:50
● 科目詳細
私債権等徴収事務
弁護士法人 公園通法律事務所 代表者 弁護士 瀧  康暢  氏
 
【1日目】
 ○公債権・私債権の区分、その効力・性格の異同
 ○債権管理・回収を怠った公務員の責任
 ○債権の棚卸し
  ・債権の発生、存在の確認
   法的に回収が可能な契約内容かどうかの検討
  ・消滅時効期間経過による債権の分類と回収の手法
 ○納付相談・交渉による私債権の回収
  ・日常的債権管理の在り方
  ・納付交渉の手法、債権管理台帳の作成
  ・正しい分納誓約の在り方
 ○相続が発生した場合の債権管理・回収
 ○(連帯)保証人に対する請求
 ○債権管理条例、専決(決議)条例の必要性とその活用方法
 
【2日目】
 ○訴訟手続を利用した私債権の回収・導入編
  ・裁判手続に移行する要件とタイミング
  ・私債権の種類に応じた訴訟手続の選択
 ○支払督促申立書の作成方法
 ○即決和解・民事調停の活用法
 ○滞納者の資産調査の方法
 ○無資産、生活困窮者に対する債務免除、債権放棄の基準と運用実態の交流
 ○生活再建型滞納整理
● 総括
受講者の主な感想(受講者数:30名)
・自分が普段行っている業務の改善点だけでなく、行っていない業務であるが、今後導入することで効果がありそうなことを多く学べた。
・支払督促の流れ、実務がよくわかった。自信がついた。
・事例を交えながら具体的に説明があり、また、重要なポイントを強調してくださるので、要点がよくわかりました。
・聞きたい内容はすべて網羅されていた。
・これからの業務に役立てていけると思う。
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