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前年度の研修詳細
● 概要
研修名 情報収集・分析能力向上研修
目標 情報収集・分析の基本を学び、問題点の抽出から分析解釈までの基本プロセスを習得する。
計画人員 30人
受講者数 44人
対象者 受講を希望する職員
実施期間 2日間
第1日程:平成28年8月25日〜平成28年8月26日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 平成28年7月28日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 情報収集・分析能力向上研修 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
情報収集・分析能力向上研修 講義・演習 13:30 16:30
2日目 情報収集・分析能力向上研修 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
情報収集・分析能力向上研修 講義・演習 13:30 16:30
閉講式 16:40 16:50
● 科目詳細
情報収集・分析能力向上研修
株式会社インソース 講師 河邊 議導   氏
 
【1日目】
 1.情報の基礎
   ・情報化社会において必要とされるスキルは何か?
   ・情報とは
   ・情報の流れと情報マネジメント

 2.情報収集
   ・情報収集の前に〜仮説設定
   ・情報収集の方法
   ・情報収集の方法を整理する
 
【2日目】
 3.情報分析
   ・収集した情報の選別〜情報の判断軸
   ・分析手法(・比較 ・層別 ・標準偏差 ・パレート図)
 
 4.収集・分析・活用・伝達で必要な思考法
   ・論理的な考え方
   ・演繹法と帰納法で仮説を立てる
   ・仮説を検証する
 
 5.情報の活用
   ・「対策」のポイント
   ・対策の「費用対効果」
   ・対策の「リスク」
   ・対策の「スケジュール」

 
● 総括
受講者の主な感想(受講者数:44名)
【研修の成果】
・アンケートの作り方、非常に参考になった。
・非常に分かりやすく、かつ専門的で詳しい内容でした。
・仕事に生かせるフレームが増えた。
・業務の効率化につながる内容でした。
・これまでの業務を論理的に振り返る機会となった。
・普段の仕事が情報収集・分析の連続であると気づけたため、その能力を伸ばせたことは非常によかった。
・業務を行う上で、目的が一番大切であり、目的を達成するには、どういう戦略で情報収集・分析すればいいのか理解できた。
・情報の整理の仕方がよく分かった。アンケートの作成方法がかなり実用的だった。統計の基本的なことが学べた。

【講師の教え方】
・やさしい説明から始まり、全体としての理解を深めることができた。
・目標達成に向けた手段として、様々な手法を教えてもらえた。
・具体的な事例を挙げて説明された。重要な点を繰り返し説明される点も良い。
・これまでの実践を元に講義され説得力があったと思う。また分かりやすい言葉で説明された。
・適宜、グループワークを取り入れられ、講義内容も理解しやすかった。
・声が大きく楽しい雰囲気で良かった。
・必要に応じて、テキスト以外のことについても補足説明があり、理解しやすかった。
・冒頭に基本的用語の説明されたことが、後の説明に生きた。

【講師のコメント】
・生の情報を得ることの大事さが分かった。
・民間の視点と行政の視点、それぞれのコメントに納得できた。
・単なる説明でなく、例えを交えたコメントで分かりやすかった。
・思考を言語化することは、大変難しいが、説明を受けて納得できた。
・業務へどう活用できるかを教えてもらえたのが良かった。
・分かりやすい事例を使用し、説明されたので理解しやすかった。

【グループワーク】
・何度か研修に参加しているが、最も活発な議論できた研修だった。
・他市町と交流ができ、また意見交換ができ、勉強になった。
・設問の前提が各々違ったり、「そんな方法があったのか!」と驚かされたり、勉強になった。
・自分一人では思いつかなかった論拠も出されて視野が広がった。
・グループで議論することにより、理解がより深まった。また業務のやり方等参考になる方法など教えてもらえた点で成果があった。
・今まで活用できていないスキルが使えた。
・他市町の方の話は、各々実情も異なり、貴重な意見や面白いアイディアを聞けた。

【研修資料】
・研修内容がまとめられており、良い資料である。
・見やすく分かりやすく、情報量も丁度良い。研修後も参考としたい。
・図解や例も多く、解説も詳しく、大変分かりやすい資料だった。
・滋賀県の市職員用に準備されていて良い。
・順序が分かりやすい構成になっていた。
・余白も適度にあり、講師の言葉のメモがとりやすかった。

【今後の業務】
・普段の業務に応用できる部分も多く、今後に生かしていけると思う。
・内容は、仕事全般、業務の進め方に生かせるものだった。
・行政はトップダウンが非常に多いが、考え方等、活かせるところは活用したい。
・直接現在の業務に関係なくても、理論的思考や情報収集、分析の考えはどこでも役立つと思う。
・業務の方針を考える中で役に立つ。
・日常的に情報収集・分析をする部局なので、明日からでも活用できる。
・統計の収集や分析に役立てたい。
・この研修で学んだ分析手法は、業務における問題解決の際に役立つと思う。
・自分の考えを整理する手段として、また上司がペーパーで報告する際に役立つ。

【講師からのアドバイス】
 ・情報収集・分析では、“なぜ?情報収集を行うのか?それでどうしたいのか?という目的が非常に大事だということを確認していただきたいと思います。その上で、手段として情報収集・分析を行う。
 ・その際には、仮説を立て、それを検証するために、前段の情報収集、後段の情報収集を行う、プロセスを意識することです。
・今後の勉強方法として、詳しい統計学の本を読まれて、データ(事実)からどんな情報(比較、層別、標準偏差、検定、解析を通じての仮説思考)を得る事ができるか万でいただきたいと思います。
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