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前年度の研修詳細
● 概要
研修名 係長級職員(2部)研修
目標 政策を決定・実現させる能力をさらに高めるとともに、職場の活性化を図り、部下を指導・育成するため、管理・監督者の役割である職場研修を積極的に推進するための能力を養う。
計画人員 280人
受講者数 275人
対象者 係長級職員で、原則として昇任後3年を経過した職員
実施期間 2日間
第1日程:平成30年2月6日
第2日程:平成30年2月7日
第3日程:平成30年2月8日
第4日程:平成30年2月9日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 平成29年11月21日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 政策形成概論 講義  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
メンタルヘルス(ラインケア) 講義 13:30 16:30
2日目 変革時代の部下育成 −OJT標準コース− 講義・討議・演習  9:30 12:15
昼食・休憩 12:15 13:15
変革時代の部下育成 −OJT標準コース− 講義・討議・演習 13:15 16:30
閉講式 16:40 16:50
● 選択科目
科目名 日程 方法 定員
政策形成概論(1)同志社大学政策学部 教授 風間 規男 氏 平成30年1月30日 講義 90名
政策形成概論(2)愛知大学地域政策学部 教授 野田  遊 氏 平成30年1月31日 講義 90名
政策形成概論(3)大阪国際大学グローバルビジネス学部 教授 田中  優 氏 平成30年2月1日 講義 90名
政策形成概論(4)摂南大学法学部講師 増田 知也 氏 平成30年2月2日 講義 90名
● 科目詳細
政策形成概論
行政環境の変化を的確に把握し、これに即応する適切な政策を決定、実現させるための能力を養う。

平成30年1月30日(火)講師 同志社大学政策学部教授 風間 規男 氏
【内容】
1.変化の時代を生き抜くために
・政策とは何か
・なぜ政策形成能力を身につける必要があるのか
・これからの政策形成
 
2.政策の過程と政策の構造
・問題発見の重要性
・問題分析のステップ
・SWOT分析による戦略構想
・政策構造のツリー図
・成果指標の設定
・ロジックモデル
 
3.政策実現のための戦略
・ガバメントとネットワーク
・ネットワーキング戦略
・イノベーション戦略
 
【講師プロフィール】
東京都文京区生まれ。1986年早稲田大学政治経済学部卒
2004年早稲田大学大学院政治学研究科にて博士号取得
1990年11月から93年3月まで川崎市市民オンブズマン事務局専門調査員
1993年4月近畿大学法学部専任講師 96年4月助教授 2003年4月教授
2004年4月同志社大学政策学部教授(現在に至る)
2005年4月から8年3月まで、京都府政策研究支援室長
 
【研究テーマ】
・政策形成のあり方 − 合理的かつ民主的な政策形成プロセス
・ガバナンスのあり方 − イノベーションとダイバーシティの関係
・ネットワークのあり方 − 持続可能な官民の関係性

平成30年1月31日(水)講師 愛知大学地域政策学部教授 野田 遊 氏
【内容】
政策形成の前提には建前としては住民ニーズがある。ただし住民ニーズをどのようにとらえるか、そもそも住民に意向そのものがあるかは極めて不明瞭な事柄である。現状では行政職員が政策形成のプロとして住民ニーズを主観的に想定することもある。他方日本の自治体は特に90年代以降ニーズや成果の定量化に向けて定期的に満足度を測定してきた。この定量化の指標を用いて戦略的行動に結びつける方法を思考するのが本研修の目的である。研修では満足度に関わる諸外国の研究動向、実務での使われ方、研究動向を踏まえた実務への生かし方と戦略的行動について理解を深める。
・政策の定義
・政策の要素(目的、対象、手段)
・政策の過程
・民意
・業績測定
・満足度の把握・分析
・満足度研究
・主観的指標と客観的指標
・満足度の課題
・満足度をふまえた政策形成と戦略
 
【講師プロフィール】
大阪府高槻市生まれ。同志社大学大学院修了。博士(政策科学)。三和総合研究所、長崎県立大学を経て2011年4月より愛知大学地域政策学部。2014年9月から2015年8月ジョージタウン大学客員研究員(フルブライト研究員)
 
【研究テーマ】
地方制度研究、満足度研究
論文等のダウンロードはhttp://taweb.aichi-u.ac.jp/noday/research.htmlをご参照

平成30年2月1日(木)
講師 大阪国際大学グローバルビジネス学部教授・地域協働センターアドバイザー 田中 優 氏

【内容】
・協働型社会における政策形成のあり方
・政策決定・実現のための理論とポイント−一つのRと三つのIなど−
 
【講師プロフィール】
1971年大阪府高石市生まれ。神戸大学大学院教育学研究科を修了後、兵庫県に入庁。その後、同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程を経て、2008年より大阪国際大学現代社会学部専任講師、2011年より同学部准教授、2017年からはグローバルビジネス学部教授、同大学地域協働センターのアドバイザーを務めている。専門は地方自治論、自治体公共政策(ガバナンス能力の育成)。主な著書に、『ローカル・ガバメント論-地方行政のルネサンス』(真山達志編著、ミネルヴァ書房、2012年)や『政策実施の理論と実像』(真山達志編著、ミネルヴァ書房、2016年)などがある。
 
【研究テーマ】
・「参画・協働型」職員および地域人材の育成にかかる研修プログラム、ガバナンス能力の育成・方法論
・ローカル・ガバナンスを具現化する協働型のまちづくり
・PBLを活用した持続可能な地域デザイン など

平成30年2月2日(金)講師 摂南大学法学部講師 増田 知也 氏
【内容】
政策形成過程におけるパブリック・リレーションズ
1. なぜ住民の関心は高まらないのか?
2. 広報・広聴とパブリック・リレーションズ
3. 政策広報の理論
4. 政策広報の実態
5. プロモーションから問題提起へ
 
【講師プロフィール】
奈良県北葛城郡當麻町(現・葛城市)生まれ。同志社大学法学部法律学科卒、同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程(後期課程)修了。同志社大学政策学部助教を経て、2017年4月より摂南大学法学部講師。大阪府茨木市在住
 
【研究テーマ】
・市町村合併と適正規模 ― 歳出額と人口・面積の関係
・迷惑施設問題 ― 手続き的公正、住民参加手法
・自治体広報 ― 問題提起型広報、行政と住民の関係構築
 
 
メンタルヘルス(ラインケア)
メンタルヘルスの基礎知識を理解し、周囲の人のメンタル不調サインの発見方法等、予防のための対策を学ぶ。

株式会社ウィズネス 教育コンサルタント 今中 美栄 氏
 
1.職場における「メンタルマネジメント」できていますか?
・あなた自身のメンタルマネジメントを大切に!
・職場におけるメンタルマネジメントの課題を探ろう
・活き活きと社会で活躍するためのストレスマネジメント
・人を活かすマネジメントシステムとは?
・やる気にさせる魔法の言葉
 
2.「潤滑な信頼関係」に自信がありますか?
・人間関係って難しいものですね
・ジェネレーションギャップを超えられるか?
・知らないところで、溜まっているストレス!
・ラインケアの必要性と進め方
・相手を知ることから始めよう!
 
3.ラインケアとコミュニケーション力を身につけよう!
・部下を「見守る力」と「育てる力」
・言葉の持つ力と言葉以外の力を感じてみよう
・5つの感情と行動理論
・人を動かす「こころに響くコミュニケーション能力」とは
・やる気にさせよう魔法の言葉を使ってみよう
 
変革時代の部下育成 −OJT標準コース−
管理・監督者として必要とされる、職場における部下指導の重要性について認識し、実践する
ために、一般財団法人公務人材開発協会方式のOJT研修により、その手法を学ぶ。

導 入  本研修の目的と進め方
第1章 これからの時代を担う部下の育成とOJT
第2章 OJTの効果的な指導方法
第3章 今後求められる戦略力、政策形成力等の能力の開発
第4章 管理・監督者の自己診断と自己啓発

 
【内容については、若干変更する場合があります。】

 
各市町等職員(内部講師)
● 総括
受講者の主な意見(受講者数 275名)
【全体】
・研修全体として、参考となる内容だった。他市町の方と交流できる機会となり良かった。
・全体的にワークの時間が少なめに感じたが、全ての科目において話は分かりやすく、自身の反省も含めて、深く考える時間が少しはとれた。

【政策形成概論】
(‘瓜崋丗膤 教授 風間規男)
・担当目線で仕事をし、市民に説明をしていたことが改めて感じさせられた内容だった。
・政策形成の必要性やそれらを形成する能力のポイントについて理解できた。
(愛知大学 教授 野田 遊)
・講師の経験を絡めて、分かりやすく説明をされたので、取り組みやすかった。
・市民の満足度を高めるためには、市民への説明や関わりが重要なことが分かった。行政と住民が一体となってまちづくりを進めていかなければいけないと改めて感じた。
(B膾綛餾歛膤 教授 田中 優)
・行政が何でもやる時代は既に終わっていて、これからの人口減少時代には共助の仕組みづくりが重要であると感じた。
・行政の限界を認識し、協働の必要性について理解することができた。政策形成の基礎的な考え方を学べた。
(だ歹鄲膤 講師 増田 知也)
・広報・広聴のさまざまな事例を教えていただき、勉強になった。
・通常、計画策定時にはパブリックコメントを実施するが件数は少ない。単なるプロポーションよりも問題提起型の広報・広聴が有効であることが理解できた。

【メンタルヘルス「ラインケア」】
・メンタルヘルスについては、是非、町の全体研修でも是非講義いただきたく思う、活気のなる魅力のある講義(講師)でした。
・メンタルヘルスに関しては、普段身近に起こりうる問題であるため、内容もとても共感できるもので、大変勉強になった。

【OJT標準コース】
・多くの職種の方とグループワークができ、部下育成の共通認識ができたことはよい経験ができた。情報交換ができたことも有益だった。
・グループワークを通して、自分の行ってきたことの振り返りができ、また新しく取り入れたいことを見つけることができた。
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