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前年度の研修詳細
● 概要
研修名 管理職マネジメント研修(議会答弁)
目標 議会における管理職の基本的な役割や実務を学び、答弁書作成にかかる技術と説明力の向上を図り、議会対応に必要な知識と技術を身につける。
計画人員 30人
受講者数 56人
対象者 原則、管理職で受講を希望する職員
実施期間 1日間
第1日程:平成29年8月18日
研修会場 滋賀県市町村職員研修所(大津市)
センター締切日 平成29年7月27日
● スケジュール
科目名 方法 開始時間 終了時間
1日目 管理職マネジメント(議会答弁) 講義・演習  9:30 12:30
昼食・休憩 12:30 13:30
管理職マネジメント(議会答弁) 講義・演習 13:30 16:30
● 科目詳細
管理職マネジメント(議会答弁)
ODOL地方自治人材育成研究所 代表 田鹿 俊弘   氏

1.地方議会の役割
 (1)議会の役割と議員の役割
 (2)地方分権新時代の中の議会
 (3)議員の責任と議員への期待
 
2.議会との関係
 (1)議会(議事機関)と首長(執行機関)
 (2)首長(執行機関の長)の補助機関としての職員
 
3.論理的な思考による表現
 (1)論理的な思考によって導き出される結論
 (2)説得力ある論理的な思考と表現方法とは
 
4.答弁書の作成
 (1)質問事項の取材 −答弁書作成の前に質問事項のポイントを押さえる−
     ・何について、なぜ質問をするのか
     ・どういう答弁を聞きだそうとしているのか
     ・答弁者の考えはどうか
 (2)答弁書の作成 −説得力ある答弁書を作成する−
     ・質問事項に対する答弁漏れはないか
     ・一貫性、整合性の検証
     ・法令に抵触、公約等に反していないか
     ・簡潔、明瞭にまとめられているか
     ・再質問や関連質問の余地を意識しているか
     ・答弁による行政責任(施策の実施義務)は発生するか
     ・社会正義、人権に配慮されているか
     ・質問者の属性、政治姿勢、傾向等を考慮しているか
 
5.委員会での答弁技法
     ・委員会は台本なしの真剣勝負の場であることを理解しておこう
     ・委員会に臨む前の心がまえと準備
     ・質問者を納得させる論理的な説明とは
     ・好感のもてる説明方法

 
● 総括
受講者の主な意見(受講者数 56名)
【成果】
・YES.BUT.BUT法は議会答弁で使用したい。議会答弁で、議員がどんな気持ちにってもらえるかを期待して答弁してみたいと思った。
・答弁書作成の心構えから高等テクニックまで多くの知識を得られた。
【講師の教え方】
・議会に対し、苦手意識が強い中で、終始分かりやすく説明してもらえた。議会での答弁を楽しむという精神論的な話も聞けて良かったです。
・午後からの演習では、実際に答弁をし、話すスピード、間、立ち姿勢等、具体的に指導してもらえた。
【グループワーク】
・実践形式の実習がとてもいい経験になった。
・さまざまな立場の方から色々な考え方を聞くことができ、とても良い機会となった。自分と違った意見・視点があり参考になった。
【資料】
・答弁の例やポイント、また設問、解答があるので、持ち帰っても参考になる。
・コンパクトにまとまっていた。「まとめ」資料で再度確認できる。
【今後に役立つか】
・受講前は心配したが、受講してみたら実のある研修だった。
・リアルに質問答弁の内容が想定できるので、役立つ。
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