契約事務を円滑に進めることができるようになるためには、事務手続の理解は不可欠です。
しかし、表面的な理解にとどまっていたのでは十分な対応ができないこともあります。なぜそのような手続をするのかといった手続の意義・趣旨やその根拠となる法律・例規を理解することは事務の深い理解につながります。
まずはご自身の所属の例規をご確認いただき、契約に関するルールがどのようなものであるのか、そして、そのルールはなぜ存在するのかを考えていただければと思います。
また、研修でもお伝えしましたが、法律・例規は知識として知っているだけではあまり意味はなく、具体的な事案の解決に用いることができるようになって初めて意味があります。研修ではこの点を意識して、さまざまな事例を紹介し、一緒に検討をしました。
この研修が皆さまのお役に少しでも立つことができれば幸いです。ありがとうございました。
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